あがり症は訓練で何とかなる?

人前で何かをすることに極端な緊張を感じてしまうあがり症の人は、自分の努力次第で症状を改善していくことが可能です。
まずあがり症の訓練でおすすめなのは反復練習です。人前に出てプレゼンテーションをする場合、あがり症の人は何回も何回も繰り返して練習を行い自信を養うことが大切です。完璧に練習をしてきたという自信があればちょっとやそっと緊張しても心がゆるがないため、スマートにプレゼンテーションを行うことが出来るでしょう。そのためには出来るだけ本番を意識して反復練習を行う訓練をするのがおすすめです。できれば本番と同じ姿勢で、聴衆を意識しながら発声すると効果を実感しやすいでしょう。ビデオで動画撮影をして自分の様子をチェックするのもおすすめです。
自分が他の人からどう見えているのかを正しく理解することはあがり症の改善にとても有効です。話し方や身振り手振り、視線の落ち着かせ方などを動画で確認し、出来ることから修正していくと良いでしょう。特に緊張していると声が上ずったり、話すスピードが速くなってしまいがちなので、意識的に声のトーンを落としてゆっくりと発声するようにすると本番でもうまくいきます。そのため何度も反復練習を繰り返した訓練を徹底的に行いましょう。
また、あがり症の人はつい緊張して失敗したらどうしようと考えてしまいがちですが、逆の発想をするように訓練するのがおすすめです。つまり、成功した自分の姿を思い浮かべる訓練です。プレゼンテーションが上手くいき、自分が成功する姿を何度も思い浮かべることで脳はポジティブになり、自信をもって声を出すことが出来るようになります。言霊という言葉が古くから日本に伝わるように、言葉にしたイメージは現実のものとなってしまうことも多いため、あがり症の人は「自分ならやれる」「絶対に成功する」とポジティブな言葉を日ごろから口にするように心がける訓練をするのがおすすめです。
また自分を褒める習慣を身に着けるよう、日記をつけるのもおすすめです。些細なことでも良いので自分を毎日褒めてあげれば少しずつ自信の芽が伸びていき、多少の不安や緊張では揺るがない大きな心の木を成長させることが出来るでしょう。そうすればあがり症の人でもリラックスしてプレゼンテーションをすることが出来るようになります。仮にプレゼンテーションで失敗してしまったとしても、それまでに努力してきた自分を褒めてあげ、失敗を次に生かすように考えをチェンジすると良いでしょう。
また、あがり症の人は話し方セミナーなどに積極的に参加してプロの訓練を受けてくるのもおすすめです。会社が社員教育の一環として受けさせてくれることもありますが、そうでない場合は自分から情報収集をして休日に話し方セミナーに参加してスキルアップを目指すのがおすすめです。
プロによる話し方のメソッドを一から教え込まれるため、声の出し方や考え方など、あがり症には身になる訓練を受けられるでしょう。大勢の参加者と一緒に訓練することで連帯感も生まれ、非常に有意義な時間を過ごすことも出来ます。魅力的な話し方を身に着ければ社会人スキルとして一生涯役に立つため、ぜひあがり症の人は早い段階でプロの訓練を受けておくのがおすすめです。
田舎に住んでいてそのような訓練に参加するチャンスが無い場合は、インターネットにアップされている動画で学習をしたり、オンラインチャットなどを利用して話し方の改善を目指すと良いでしょう。訓練をしたことにより自信をつけることが出来るため、あがり症の改善に役立ちます。
過去の失敗がトラウマになっている人は、一度や二度の失敗にとらわれないよう注意することが大切です。長い人生から見れば一度や二度の失敗などほんの些細なことだと自分を顧みることで、あがり症を改善していくことが可能となります。
訓練は出来るだけ継続して行い、プレゼンテーションの前だけでなく日常的に行うのがおすすめです。そうすればコミュニケーションスキルも上がるため、他人とのやりとりにもあがらなくなり、人脈を広げたりビジネスチャンスをつかむことにもつなげることが出来るでしょう。
社会人になってからの訓練は時間やお金がかかり、体力的に厳しいなと感じることも少なくありませんが、やればやっただけ自分の財産が増えていくため、あがり症の人はぜひ努力を積み重ねていくのがおすすめです。
あがり症は自分の訓練次第で何とかなるため、生まれ持った性格だからと諦めてしまうのは早計です。何歳になってからでも自分の努力次第で改善していくことは十分可能なので、自力で努力を重ねたりほかの人の力を借りて徐々に上がり症を克服していくと良いでしょう。
そうすれば今まで以上に自分の人生を有意義なものに変えていくことが出来るため、ビジネスでもプライベートでも充実した時間を過ごすことが可能となり、なりたい自分に近づくことが出来るでしょう。