あがり症で仕事に悩んでいる人はどうやって克服すればいい?

仕事で人前で発言する時やプレゼンの時、取引先との商談の時など、あがり症ですと不便があります。緊張で上手く話せないことをはじめ、手が震える、動悸がするなど様々な症状が出てしまうことでしょう。しかし努力次第で克服ができる可能性もあるのです。
ポイントのひとつは失敗することを恐れないように心掛けることです。そもそもあがり症の人の場合、失敗を怖く感じたり良い恰好をしたいという気持ちが強過ぎる傾向があります。そのような考えを持っていると過剰に失敗に対して不安を感じ、極度の緊張感も生み出してしまうのです。さらに仕事というプレッシャーも圧し掛かってきますから、精神的にも緊張状態に追い込まれやすいです。
仕事の場合は軽々しく失敗をしても良いと考えることは難しいかもしれませんが、ただ気持ちのどこかではリラックス状態を持っておくことも必要と言えます。良い意味で気持ちを軽くして臨んだ方が上手くいくことも多いですから、あまり精神的に自分を追い込まないようにした方が良いでしょう。
準備万端で臨めるように練習をしていくのも有効です。当然のことながら準備不足ですと失敗に対して不安も大きくなります。失敗を怖がりやすいあがり症の人は余計に負担が増します。
そこで大事なのが練習を重ねて当日に備えることです。本番をイメージしながらシミュレーションをすることで、いきなり本番を迎えるよりも精神的な負担を小さくできます。シミュレーションをすることで緊張が増すためにぶっつけ本番で行くという人もいるようですが、それでは克服をすることは難しいです。あがり症を良くするには緊張に強くなることも必要ですので、敢えて緊張するイメージトレーニングを積極的に行い本番に備えるようにしてみましょう。
積極的な姿勢で場慣れをすることも大事です。人前で話すことが苦手な人の場合、そもそも人前に出る経験を殆ど持っていないことが少なくありません。慣れていなければ緊張するのも無理はないでしょう。中にはどうにかして回避する人もいるようですが、逃げ回ってしまうと克服も困難です。さらには会社での立場も悪くなりますから逃げ腰になるのは損なこととも言えます。慣れていくことで気持ちもリラックスできる場合は多いですから、将来にもずっとあがり症で困らないためにも、逃げずに立ち向かう姿勢も必要なのです。
上半身をストレッチして柔軟さをキープするのも克服のテクニックです。あがり症の人は緊張で筋肉が固くなっていることが多く、それでは上手く声も出せません。発声が上手くいかず声が出なかったり震えた声になったりすると、その状態に緊張感も増し余計に症状が重くなります。そのような事態に陥らないためにもストレッチが効果的です。発声が上手くいけば緊張せずにできているという心理状態へ持って行くことができます。
なお成功ができた時にはその経験を忘れないようにしましょう。あがり症の人はできない自分ばかりを顧みてしまうところがあり、自信を無くしていくことで症状も重くなります。そうしたマイナスの気持ちを払拭するには成功を重ねていくことが大事です。成功体験を刻んでいけば自信が持てるようになり簡単には緊張しなくなるのです。
腹式呼吸を普段から練習するのも効果的です。普段の会話をする時には胸式呼吸なことが多いですが、しかし腹式呼吸と比べると呼吸量が少なくなるため、息もコントロールしにくくなります。すると声も震えやすくなってしまい緊張感も高まるのです。一方の腹式呼吸ですと呼吸量が多くなりますので太く芯のある発声がしやすく簡単に声も震えません。そのため、普段から腹式呼吸ができるように練習をするのがあがり症の克服のためにも有効なのです。
動画撮影をして客観的に自分をチェックしてみるのも良いでしょう。人前で緊張してしまうのは自分自身がどのように見られているのかが分からないのが原因でもあります。情けなく見えているのではないか、緊張が顔に出てしまっていないかなど、自分自身を疑って勝手に緊張するのです。
そこで実践したいのが動画撮影をしてみることなのですが、どのように見られているのかを自分自身で確認することで自信に繋がることがあります。自分ではあがり症と思っていても、意外と普通の状態に見えていることが分かり克服できるケースも少なくありません。自分のことは知っているようで知らないこともあるため、客観的な目線でどんな様子に見えるのか実践してみると良いでしょう。
このような方法であがり症をコントロールしていくことが可能です。見違えるように改善されることもあるためトライしてみる価値があります。しかしそれでも上手くいかない場合は薬を使ってみるのもひとつの手です。病院では薬物療法も行っており保険適用で治療を受けることができます。根本的な解決にはならないものの、それでも薬の力で症状を抑えあがりにくくすることで、仕事で緊張しやすいシチュエーションに対しても自信を持てるようになるのです。

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