あがり症で泣いてしまうときはどうしたらいい?

あがり症で泣くという行為は社会不安障害といって、人前に出ることに対して過度に緊張してしまうことで起こります。どうしてあがり症になるのか原因ははっきりとわかっていませんが、過去の経験からくるトラウマであったり、脳内物質のセロトニンなどのバランスが崩れることによって不安な気持ちが過度に起こってしまうと考えられており、多くの人が症状に悩んでいます。
あがり症が原因で泣くことは学生はもちろん、社会人としても度々困る場面が訪れるため、少しずつでも症状を改善していくことで自分の人生をより良いものへと変化させることが可能です。
まず自分で少しでも症状を軽くしたいと考える場合、有効なのはイメージトレーニングを入念に行うことです。人前で何かを発表しなければならない場合、事前に発表することが分かっていることも多いため心の準備に費やす時間があります。そんな時は頭の中で入念にシミュレーションをして、自分や他人がどんな感じになるのかを具体的にイメージトレーニングしておくと本番である程度気持ちを落ち着けることが可能です。そうすれば泣く可能性を少しでも低くすることが出来るでしょう。プレゼンテーションなどをする時は自分に自信が持てるくらい練習を重ねるのがおすすめです。
また、あがり症の人は他人からの評価を過度に気にしすぎてしまう傾向が強いため、「他人は他人」「自分は自分」というように割り切った考え方をしてみるのも良いでしょう。自分が気にしているほどに他人は自分のことを気にしていないことは多いため、人前に立ったときに目の前にいるのはテレビの視聴者だ程度に考えておくと過度の緊張を抑える効果が期待できます。昔からの定番「みんなかぼちゃだ」という呪文を心の中で唱えてみるのも良いでしょう。
また、あがり症の人は自分に自信が持てなくて心が打たれ弱いということも多いため、自分に鎧を着せるのも良いでしょう。女性であればメイクやファッション、髪型などで武装を強くしていくと気持ちまで強くすることが出来ます。男性の場合も髪型、ファッション、身に着ける時計などのアイテムで武装を重ねるのがおすすめです。気持ちを強くすることが出来るのであればあがり症に効果があると言われるパワーストーンなどのお守りをそっと忍ばせておくのも効果的です。スピリチュアル的な効果が本当でも嘘でも、自分の気持ちが強くなるのであればパワーストーンなどのお守りは非常に有効に働くからです。ポケットにパワーストーンを忍ばせたり、女性であればアクセサリーとして身に着けると気持ちを落ち着けることが出来て泣く状況に陥らないで済むでしょう。
あがり症で泣く人は日々のストレスで心身共に弱っていることも考えられます。そんな時は思いっきり体を動かして気分転換や体力づくりに励むのもおすすめです。スポーツをしていると自分自身と向き合う時間が増えて気分のリフレッシュが出来るため、明るい性格に変化するケースが多々あります。特に目標に向かって努力を重ねていけば、それを達成した時に自分に自信が持てて自己肯定力が上がり、あがり症などの社会不安障害の改善にもつながります。そのため運動を日常生活に取り入れてみるとあがり症の改善に役立ち、人前で泣く機会を減らすことが期待できます。
どうしても自力であがり症を治すことが出来ないと感じた時には第三者の力を借りてみるのも効果的です。医療機関を受診するときには精神科や診療内科などを受診すると良いでしょう。カウンセリングや投薬によってあがり症に繋がる社会不安障害の症状を弱めていき、人前で泣く機会を減らしていく効果が期待できます。医療機関を受診する場合は、自分と相性の良い医師に診てもらうと良いため、フィーリングが合わないなと感じた時や思ったような治療効果が得られていないのでは、と疑心暗鬼になったときにはセカンドオピニオンをして自分に合った医師を探しましょう。
また、同じような症状に悩む人たちのグループセッションに参加してみたり、セミナー講演を聴きに行くのも良いでしょう。自分だけが人前で泣く行為に悩んでいるわけではないということを知ると、心の負担を少し軽減することが出来て、心強さが得られます。同じ悩みを持つ仲間たちと共に努力を重ねることであがり症を克服していくことは十分に可能です。
あがり症によって人前で泣くという行為は、多くの経験を積んで同じようなシチュエーションに慣れていくことで徐々に改善していくことも多いため、最初は人前に立つことを何とか回避しようと考えがちですが、人前で泣くことを承知で何度も経験を積み重ねることによって場慣れして泣く行為を減らしていくことが出来るでしょう。少々荒療治であるため、身近な誰かの後押しが必要になることもありますが、思い切ってチャレンジを続けることが効果的です。
あがり症で泣く人は、自分や他人の力を借りながら少しずつ症状を改善していくことが可能なため、逃げずに前向きな努力を続けていくことが大切です。