あがり症で辛い時にはどうすればいい?

人前に出て話す機会が多い人にとって緊張しない人もいれば、緊張しすぎて頭の中が真っ白になり人もいます。あがり症になりやすい人は人前で恥をかきたくないという思いが強いために、無意識のうちに感情をコントロールできない状態に陥ってしまいがちです。しかしあがり症にも、人前ではしっかりと話せるのに、電話対応になると焦ってしまうような場合もあります。しかしあがり症をで辛い時の解消方法もあるため、具体的に紹介していきます。

あがり症を和らげるためには、まず人目を気にしないという点が大事になります。理由は自分がどんな態度でどんなに頑張っていても常に人からチェックされているため、他人の目を気にしていてはきりがありません。自分の行いに対して絶賛される場合もあれば反対に非難される場合もあり、これは自分でも予測することは不可能です。すべての人から好かれるような人は世の中には数える人しか存在しないため、完璧を装う必要はまったくないのです。あがり症の人に共通する点は、自分のことを他人がどのように思っているかという事を心配しています。しかし意外と他人も自分の事で精一杯で、人の事は関心がないことも多いと言われています。よって人目を気にしていること自体が自意識過剰な行為であり、無駄な労力を浪費している瞬間でもあります。

また、先の事をあまり考えないという事も大事です。あがり症の人はこの先の状況を想定して、失敗してしまうのではないかと考えてしまう傾向があります。例えばこれから大勢の前でプレゼンテーションをする場合、頭の中でリハーサルをすることが多いと思われます。何も緊張しない人はできるという自信があるため、いざ本番の時でも失敗しにくいことが多いです。一方であがり症の人に多く見られるのが、失敗した時のことを想定してリハーサルを行おうとする姿勢が見られます。これではいつまでたっても失敗ことを考えすぎて、ネガティブな考えは失敗を生み出す原因にもなりかねません。人前に出て思わぬ事態があるかもしれませんが、考えれば考えるほどストレスを抱えることになります。よって先の事は考えることなく、ポジティブな考え方を持つことがポイントになります。

また自分の手鏡を持参するという方法もあります。一見ばかげた緩和の仕方に思えてしまいがちですが、実際に自分が話しいる顔を見ることで安心感を生み出してくれる効果があります。これは自分が話している口元や表情を確認することで精神が安定してあがり症が和らぐと言われています。例えば電話対応の時に、手鏡はとても大きな効果を発揮してくれることが多いです。実は若い世代の人にとって、電話対応はかなり緊張する場面であるということが判明してきました。これは携帯電話と共にSNSが普及したことで、電話でのコミュニケーションの伝達が衰退したため、文字の方が慣れているといった傾向があります。よっていざ知らない人と電話で話をするとなると、いつのまにかあがり症になって頭の中がパニック状態に陥りやすい可能性が高いと言われています。しかし電話対応の場合は鏡をそばに置いても問題はなく、会社側もこの方法を積極的に導入している企業が増えてきています。手鏡は小さめのサイズでも十分効果があるため、これからの世代の人にとってはまさにあがり症を和らげる必須の道具になるかもしれません。

最後に、香りのよいものをそばに置くことであがり症を抑えるという方法があります。これはコーヒーやアロマオイルに多く含まれているのですが、臭いが脳波の興奮を抑えてくれるという効果が期待できます。これについてはある心理学者の間で実験がなされました。それは極度なあがり症を抱える人がAとBのグループに分けられて、それぞれの部屋でオペレーターをやってもらうという仕組みでした。Aの部屋にはコーヒーメーカーが置かれてコーヒー豆の臭いを充満させます。一方でBの部屋にはウォーターサーバーのみを設置してそれぞれ仕事をしてもらうことにしました。後でアンケートを両グループにとってもらったのですが、Aのグループはいつもより緊張しなかったと主張した人の割合が高いということが判明しました。これにより香りというものは心を緩和する作用があるとされて、辛いあがり症が改善しやすいということが世界中に伝わりました。アロマオイルも同様にはこのような嬉しい効果があるために発明された可能性も指摘される程、非常に即効性があると考えられます。

このようにあがり症を克服するには失敗を恐れない事が重要になりますが、今日ではなかなか緩和されない人が多いです。それには他人の目を気にしたり、コミュニケーションの伝達手段が音声から文字へと変化したことが原因だと考えられます。しかし手鏡で自分を見つめながら話したり、香りのよいものを持参することで自然とあがり症が緩和されやすいことが証明されています。