あがり症の人には筋トレって効果があるの?

人前に立って何かを話さなければならない、面接など結果に影響を与えるような場面であればなおさらです。人によっては吐き気や震えなどが起こるほどの緊張することがあります。いわゆるあがり症のと言う症状です。明確な定義があるわけではなく、緊張のあまり体調を崩すような場合が当てはまります。あがり症は病気と言うよりは、程度の問題になるので徐々に慣れていくという方法しかありません。ただし、一度緊張してしまうとなかなか克服できないため、失敗してさらに緊張すると言う負のスパイラルに陥ります。それでは自信などつくはずもなく、いつまでもあがり症のままでいることになります。

体の中ではノルアドレナリンという神経伝達物質が血液中に大量に分泌されます。ノルアドレナリンは交感神経を活性化させ血圧が上がり、呼吸が浅くなり緊張するようになります。また、消化液の分泌を抑制するようになるためお腹が痛くなります。このような症状は、病気ではなく正常な反応です。体を動かしやすくするために心拍を高めて体温を上げて、筋肉を緊張させることでいつでも動ける状態にするための生体反応です。動物である人間が敵から逃げるために備わっている機能です。

残念ながら現在の生活ではあまり役に立つものではありません。特に人前で話すような時には体が温まっている必要はありません。でも、危機的状況と捉えた体が勝手に反応してあがり症になってしまいます。これを克服するためには、状況になれることが一番です。危機的状況ではなく、問題ないということを体に教え込ませるのです。それが慣れるということです。でも、そのほかにもあがり症を克服する方法があります。それが筋トレです。

精神的な状況を克服するために運動で克服できるわけがないと思われるかもしれません。確かに運動することがあがり症を克服するわけではありません。筋トレによって筋肉に高い負担がかかると男性ホルモンの一つであるテストステロンが分泌されます。テストステロンの働きは筋肉を大きくすることや骨を太くすることなどがあります。そして副交感神経が優位の時にテストステロンは分泌されやすくなります。つまりテストステロンが分泌される時には副交感神経が優位になっているということです。

副交感神経は、心拍を下げて気を静めることで落ち着いて判断できるようにします。そのため副交感神経が優位であれば緊張がほぐれあがり症が克服できるはずです。そのためにはたくさん体を動かしてテストステロンの分泌を促すことが重要です。このようにテストステロンの分泌によって筋肉が弛緩し、リラックスした状態になるはずです。

テストステロンの分泌を促す方法として注目すべきは筋トレです。適度な筋トレを行うことでテストステロンの分泌を促します。消化液の分泌を安定させる効果も期待できます。では、どのような筋トレがテストステロンを分泌するのに有効なんでしょうか。トレーニングには有酸素運動と無酸素運動があります。体内の脂肪分を燃焼させるのに有効なのが有酸素運動です。酸素を多く消費して体の代謝をあげることができます。でも、この方法ではテストステロンを効果的に増やすことができません。

テストステロンの分泌が多くなるのは無酸素運動です。例えば重いものを持ち上げることや短距離を全力で走るなど呼吸を止めて行う運動のことです。例えば、懸垂やスクワットなどがあります。できる限り高い負荷でゆっくりと行うことが重要です。この場合、筋肉をつけることが目的ではないので辛いと思うほど行う必要はありません。気持ちが落ち着いて、緊張しないようになれば成功です。場所によってできることが限られますが、大きな筋肉をしっかり動かすことが効果が高い方法です。

テストステロンは生活習慣の乱れや不規則な食生活によって分泌が減少します。アルコールの大量摂取や過度なストレスも同様に悪影響を及ぼします。定期的な運動をして生活を見直すことも重要です。筋トレを続けることは生活習慣を整える効果も期待できます。そして筋肉が付きだすと、より効果的にあがり症を改善することができます。筋肉のついた体は見た目にも良い印象を与えます。そのため他人の目が気にならなくなり、自信が持てるようになります、ノルアドレナリンの分泌を減らすことを期待できます。

あがり症の人は自分に自信のない方がほとんどです。何か人よりも優れていると思えることで大きく変わってきます。筋トレによって見た目がよくなり、体内で分泌されるホルモンによって内面からも鍛えられることで自信が確固たるものになることが重要です。しっかりと結果を出すためには負荷をかけた無酸素運動を継続的に実施しましょう。しばらくすると心も体も自信が持てる状態になります。そして成功例を重ねることでますます安心できるようになっていきます。あとは経験がその自信を補完してくれるはずです。

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