あがり症で吐き気がしてしまう場合はどうしたらいい?

あがり症は人によっては程度が異なりますが、中には吐き気を催してしまうほどの状態の人もいます。時には人前で戻してしまうことでそれがトラウマとなり、うつや引きこもりなどになることもあります。また、そこまでの状態にはならないにしても、緊張で具合が悪くなるのではないという不安に襲われやすくなってしまうのです。
原因があがり症と判明している場合、大事なのがあがらなくなるための対策を講じることです。それが吐き気を予防することに繋がり、さらには同時に発症することが多い声の震えや手足のがくがく、息苦しさを感じるなどの症状も抑えられます。
効果的な方法としては薬の利用が挙げられます。気持ちを乱れさせてしまう神経物質の伝達をブロックするための薬や、心拍を正常に保つ効果を持つ薬などがあり、あがり症に悩む人たちに利用されることも珍しくありません。速やかに作用してくれますので問題の早期解決に期待ができます。ただ薬を利用する場合は副作用の心配もしなければいけません。根本的に治すための物ではないために長期的に服用することも考えられ、余計に害についても軽視することはできないのです。
副作用について不安がある場合は漢方薬で対策をすることも可能です。薬と比較すると即効性はありませんから長期的に利用して改善を目指すこととなりますが、副作用のリスクは格段に低くなります。自然な解決を目指せますので薬に頼りたくない場合はひとつの選択肢として考えてみると良いでしょう。
あがり症を良くするには薬や漢方薬を用いるのが有効な手段ですが、その他にもすぐに実践できることもあります。あがりにくくするためのコツとして押さえておけば、吐き気も起こりにくくなる可能性があると言えます。
まずあがってしまうことについて気持ちを集中し過ぎないことです。あがり症の場合はあがってしまった時のことばかりを考えてしまうことがあるものですが、過剰に意識するとそれこそあがった状態を呼び込んでしまうことになるのです。自分自身で敏感な状態に落とし込んでいる状況ですから、変に不安視せず気楽にいることが大切と言えます。むしろあがっても良いと軽く考えておいた方がリラックスしやすく、深く考えないようにするのが対策のコツです。
不安な気持ちを吐き出すべく腹式呼吸を意識した深呼吸を心掛けるのも良いでしょう。呼吸を意識することはあがり症対策として有効で、なぜなら呼吸が浅くなると緊張もしやすくなるからです。また、緊張をすることで呼吸が浅くなるという具合にお互いに連鎖し合います。その流れを断ち切るためにも深呼吸をしてリラックスモードへと気持ちを誘ってあげることが必要です。
方法としては、まず口からゆっくりと息を吐き出します。その際にはお腹を引っ込ませるようにして息を出しましょう。次に鼻からゆっくりと息を吸い込みますが、お腹の膨らみを意識しながら行うのがポイントです。この動作を数回行うことで気持ちが落ち着きやすくなります。普段から腹式呼吸を練習しておけばスムーズに行えるようになるはずです。
なお余裕がある場合はアロマやハーブティーなども活用してみるのがおすすめと言えます。特定の香りには気持ちを落ち着かせる働きがあるため、その香りをゆったりと感じることで心の乱れを起こしにくくなります。人前で話す必要がある時など、事前にリラックスさせておけばあがり症も予防できるでしょう。
筋肉をリラックスさせてあげるのもあがり症対策に効果的です。緊張をしている状態は体が硬くなりやすく、その状態のままでいると症状も重く現れやすいです。筋肉を柔軟にしておくと自然な体の動きができ、いつも通りの自分でいられることで吐き気も起こりにくくなります。体をリラックスさせる時にはストレッチが有効ですが、特に上半身は特に入念に行った方が良いと言えます。首回りや肩回り、手首など、緊張の影響を受けやすい部分ですので柔軟に保つように心掛けることが大切です。
イメージトレーニングをしてみるのも有効です。あがり症はただでさえ緊張が苦手な体質ですが、そんな中でいきなり緊張するシチュエーションに飛び込めば軽いパニックも起こします。そこでもし緊張をすると脳裏にトラウマとして刻み込まれますので、余計に症状が重くなる恐れもあるのです。しかしイメージトレーニングをやっておけば気持ちの落ち着きも保ちやすいです。問題なく振る舞えている自分を脳に刷り込むことによって、緊張するシチュエーションに置かれても脳からは問題ないと判断してもらうことができます。
あがり症の症状が出なかった時には、その体験を脳に刻み付けることも心掛けたいことのひとつです。常に不安な気持ちがあると症状が出やすくなりますが、成功できた自分を重ねていくことでそうした不安を少しずつ消していくことができます。自分自身で創り出す不安な気持ちがあがり症を生み出していますので、上手くできた自分という存在によってどんどんアップデートしていくことが大切です。